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「ARIA」シリーズ Blu-ray Disc 化進行中!

でも発売日は未定・・・(´・ω・`)ショボーン

佐藤順一監督、こちらをやる前にARIAのBD化進めてぇ~(苦笑)
綺麗なアリア社長(笑)を見られるのはいつの日か・・・



「ゼーガペイン Blu-ray BOX」「キスダムR -ENGAGE planet- Blu-ray BOX」のように早くBD-BOX化されますように
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消されるな この想い
忘れるな BD化までの苦難の道程
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J2 第44節 コンサドーレ札幌 VS セレッソ大阪 (試合結果あり) [サッカー:コンサ]

両リーム共に攻守の切り替えが早く、中盤での攻防が激しくて非常に見応えのある、観戦していて面白い試合だった。これで札幌が勝っていれば何も文句はなかったのだが・・・(涙)

札幌はダニルソンが怪我から復帰して、本来の4-1-4-1システムになったが、そのダニルソンが試合から遠ざかっていて試合勘が鈍っていたのか、本来のキレがなかった。これが試合の明暗を分けた一つの要因だと思う。
前半は、お互いボールを奪っては攻撃し、またボールを奪ってはシュートを撃ち、の繰り返しで、めまぐるしく状況が変化するハードなゲームとなった。札幌もC大阪も、中盤から早いパスでゲームを組み立てるチームなので、ボールがあっと言う間にゴール前に行くスリリングな展開となった。しかし、札幌もC大阪も得点の匂いのするシーンを作り出すもゴールを決められず、前半は0-0で終了する。
C大阪は後半から現在J2得点王の香川を投入して勝負に出る。これによって徐々に札幌が押し込まれる場面が多くなってきた。しかし札幌も粘り強く守って得点を許さない。時間の経過と共にC大阪の選手にも疲れが見え始め、中盤が間延びして札幌にも攻撃のチャンスが何度か訪れる。しかし、札幌の選手のスタミナが既に切れかかっていて、大事な場面でのパスミスが目立ち始め、なかなかシュートまで持っていけない。そして、後半ロスタイム(アディショナルタイム)に悲劇はまた訪れる。6分という長いロスタイムに札幌のディフェンスの選手の集中力が一瞬切れたか、C大阪のカイオのシュートのこぼれ球を香川に押し込まれて遂に失点してしまう。そして試合はそのままタイムアップ、0-1という惜しい敗戦となってしまった。

最後の失点は、やはり首位を走るチームの底力だな、と思う。いつもの後半ロスタイムの失点で、また学習していないと思う人もいるだろうが、今日の試合に関しては最後まで点を取ろうとした相手チームを褒めるべきだろう。
気になるのはやはり札幌の選手のプレイの精度だ。前半はC大阪の選手と互角の戦いをしていたが、後半スタミナが切れかかってくると、明らかに札幌の選手の方がミスが多くなってしまう。前節の暑さの中での熊本戦もそうだったみたいだが、スタミナが切れた状態でのプレイの精度をもっと上げないと、やっぱり上位チーム相手では今回の試合のように最後に押し切られてしまうよなぁ。


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J2 第42節 コンサドーレ札幌 VS 湘南ベルマーレ 観戦記 (試合結果あり) [サッカー:コンサ]

急にパソコンが起動しなくなり、復旧に時間がかかってしまったので、記事が丸一日以上遅れてしまいました。

この試合は札幌厚別公園競技場でじかに観戦してきました。
ほぼ快晴の秋の空に、まだ夏の名残を感じさせる日差し、そして厚別では珍しい微風の秋の風が心地よかったです。
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しかし、対戦相手は昇格争い真っ最中の湘南、そして主審はJリーグにちょっと詳しい方なら誰でも知っているあの家本政明さん。試合開始前には波乱の試合を予想したが・・・

札幌は前節同様ダニルソン欠場で、芳賀がボランチに入って4-1-4-1のフォーメーションで試合を開始するが、いきなり湘南に攻め込まれて何度か危ない場面を作られてしまう。そこで上里がやや下がり目にポジションを取って4-2-3-1のような形にすると逆に札幌がペースを握り、西がサイドから入れたグラウンダーのクロスを古田がスルー気味にキリノにパスして、フリーだったキリノがきっちり決めて札幌が先制する。
しかし前半終了間際に湘南に攻め込まれてPKを与えてしまう。失点を覚悟した場面だが、ここは札幌のGK高原が見事PKを止めて、湘南に点を与えなかった。このビックプレイがこの試合の勝敗を分けた、と言っていいと思う。
後半、ビハインドを背負っているので当然ながら攻める湘南に対して札幌が耐える時間帯が続くが、湘南の決定力のなさと、GK高原のナイスセービーングに助けられてゴールは割らせない。そして逆にカウンターからキリノがPKをゲットし、自らきっちり決めて前節の汚名を返上する。後は、焦る湘南に対して、札幌は巧みにボールキープして時間を稼ぎ、そのまま2-0で札幌が3試合連続完封で勝った。

結果だけ見れば2-0で、札幌が優勢に試合を進めたように見えるが、シュート数を見れば札幌が9本に対して湘南は8本でほぼ互角であることからもわかるとおり、どちらに転んでもおかしくない試合だった。試合開始早々に何度かあった湘南のチャンスや、前半終了間際のPK、そして後半のバーに当たったシュート、そのどれかが入っていたら勝者は湘南だったかもしれない。この試合は札幌に運があったと言える。そしてホームの地の利、それからやはりサポーターの応援の力も大きかったと思う。スタジアムが一体となって得た勝利、と言える。


試合が終わって30分ほどしてから、関係者以外立ち入り禁止区域にいたら(私はきちんと許可を得ていましたよ)、中山元気と西嶋選手のご家族が、一緒に自家用車で帰るのか、立ち話をしているのを間近で見られてラッキーでした。
それから私服姿の古田選手が一人歩いているのも間近で見ました。プライベートな時間に声をかけるのも悪いと思って手を振るだけにしましたが、一人で歩いているのが気になりました。直ぐにU-18日本代表候補のトレーニングキャンプに出かけなければならないので一人で実家かどこかに向かっていたのかなぁ。一人だけ高校生だからチームメイトからハブられている、なんてことはないよな(苦笑)


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J2 第41節 ファジアーノ岡山 VS コンサドーレ札幌 (試合結果あり) [サッカー:コンサ]

特に後半はまるで1-0で勝ち切る練習をしていたような試合だった(岡山が札幌の練習相手程度だった、などという意味では決してありません)。今回は勝てたものの、やはりこんな試合内容では上位チームに勝つのは難しいだろう。

前節の私の心配どおりダニルソンが欠場してしまい、代わりに芳賀を入れていつもの4-1-4-1システムで札幌は試合に臨む。宮澤や上里が少し下がり気味になって芳賀をフォローしつつ、序盤は札幌が圧倒的にボールを支配して攻勢に出る。古田の惜しいシュートが岡山のGKに防がれたりしてなかなか点が入らず、少し嫌な雰囲気が漂ってきた頃、岡山DFのクリアミスからキリノが藤田にパスして、ボールを受けた藤田が冷静に相手DFをかわしてシュートし、見事札幌が先制した。
しかしこの得点後から試合の展開がガラリと変わってしまった。岡山の選手が目を覚ましたかのように動きがよくなり、プレスからボールを奪うとワンタッチパスで攻撃を組み立てて札幌ゴールに迫る。それに対して札幌は完全に受け身に回ってしまった。こうなるといつものことだが、札幌のプレイの精度がガクッと落ちてしまう。岡山からボールをカットしても、ミスの連発ですぐに岡山にボールを渡してしまい、また押し込まれるという悪循環に陥ってしまった。吉弘をSBで使ってみたり、ハファエルを投入したりしたが、状況は全く変わらず、岡山がいつ得点してもおかしくないシーンが何度もできる。しかし岡山の決定力のなさに助けられつつも、なんとか札幌のディフェンス陣が踏ん張り、そのまま1-0で逃げ切った。

それにしても後半の札幌の試合は酷過ぎた。後半シュートたった1本という数字が、いかに札幌の試合内容が酷かったを物語っている。ちょっと連戦で疲れが残っていると、すぐにプレイの精度に影響が出て、いつもできているはずのプレイができなくなる。特に石崎サッカーは走り回らないと成り立たないので、フィジカル・メンタル両方のスタミナをもう少しアップさせないと、長丁場のJ2で上位に食い込むことは難しい。まだ今季が終わったわけではないが、今季J1に昇格するにしろしないにしろ、来季に向けての大きな課題だと思う。
この試合の収穫は藤田が本調子を取り戻したことくらいだなぁ。


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J2 第40節 コンサドーレ札幌 VS アビスパ福岡 (試合結果あり) [サッカー:コンサ]

室蘭市入江運動公園陸上競技場の強い海風と慣れない芝の状態が結果的に札幌に味方してくれた試合だった。

前半は札幌も福岡も風の影響とピッチコンディションを確かめながらの慎重な試合の入り方になった。風上に立つ札幌の方がボールポゼッションする時間がやや長かったが、パスコントロールに慎重になるあまり、足元へのパスが多くなって、ことごとく福岡にボールをカットされる嫌な展開になってしまった。その上、4-1-4-1システムの攻守の要であるダニルソンが負傷交代するというアクシデントに見舞われてしまう。しかし交代で入った芳賀が、特に守備面でしっかり仕事をしてくれたので福岡に決定的なチャンスを与えることは少なかった。風上の札幌が多くシュートを放つも得点できず、札幌・福岡共にゲーム運びがうまくいかない状態のまま前半が終わった。
後半開始早々にゲームが動く。上里のフリーキックが直接決まり札幌が先制する。当然福岡は1点取るために攻撃に出てくるが、風と不慣れな芝の影響もあってなかなかうまく攻撃を組み立てられない。一方札幌は、風と芝の状態を考えて確実にパスを繋ぐサッカーに徹する。そのため、いつもなら目立つパスミスからのピンチがこの試合ではあまり多くはなかった。福岡が攻め、札幌がカウンターを狙うという状態が続いたが、福岡は拙攻を繰り返し、札幌はキリノが芝の影響からかいつものようなスルーパスからの抜け出しにキレがなく、後半ロスタイムに自分が得たPKも外すという有様で、お互い点を奪えず、結局1-0という札幌にしては珍しいスコアで勝利した。

これが厚別や札幌ドームでの試合なら、前線の選手の動き出しが少ないとか追加点が奪えなかったのは問題だなど、勝ってもいろいろ注文をつけたくなるところだが、札幌にとっても不慣れな室蘭での試合ということを考えれば、90分間集中力を切らさず、無失点で試合を終えたのはよくやった、と褒めるべきだと思う。若い選手たちがピッチコンディションにきちんと対応できるようになった、というのも成長の証だと思う。あえて注文をつけるとすれば、追加点を取りに行く勇気がやや足りなかったのが残念だった。

それにしても上里のFKはビューティフルだった。ああいうFKが高確率で枠に飛ぶようになれば、上里もさらに凄い選手になるのだが。
そして気がかりはダニルソンの怪我の状態だ。ただの打撲程度ならいいのだが、長期離脱となると札幌は今後ますます厳しい戦いを強いられることになってしまうなぁ。


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J2 第39節 ヴァンフォーレ甲府 VS コンサドーレ札幌 (試合結果あり) [サッカー:コンサ]

結果論で言えば、J1昇格の3枠を激しく争っている甲府と、まだ望みは捨ててはいないものの3位との勝ち点が開いていてJ1昇格を「争っている」とは言えない札幌との、勝利に対する執念の差が明暗を分けた試合だったと思う。札幌の選手ももちろん必死にプレイしているのだが、甲府と比べるとどこか淡白だった。

札幌はいつもの4-1-4-1ではなく、4-2-3-1のフォーメーションで試合に臨む。甲府のトップ下2枚をケアするための布陣だったようだが、あるいはこれがプレイの消極さを生んだかもしれない。甲府は序盤から積極的にプレスをかけ続けて札幌のボールをカットして攻撃する、という戦術を徹底して行ってきた。札幌の選手は甲府の早く強いプレスのせいもあってかミスの連発になってしまい、シュートどころかゴール前にボールを運ぶこともままならない状態になってしまった。そして前半9分にFKからマラニョンを捕まえきれずあっさり失点してしまう。その後も札幌は攻撃の糸口すら掴めず、その上前半ロスタイムにまたもディフェンスラインでのミスから失点してしまった。結果的にこの1点が痛かった。
後半、古田と、怪我の影響もあったのかダニルソンを下げて砂川と西を投入し、後半開始早々に藤田が個人技からシュートを決めて1-2とする。甲府も前半プレスをかけ続けて疲れたか、やや運動量が落ち始め徐々にながら札幌が試合の主導権を握れるようになってきたが、甲府の守りは堅く、ゴールが遠かった。それからダニルソンの不在も痛かった。ダニルソンがいれば守備範囲が広いから他の選手はもう少し前掛りになってプレイできたのだが、甲府もチャンスがあればしっかり攻めてくるので、なかなかボランチの選手が前に上がれない。ハファエルを下げて上原を入れ、3-4-3のような形にして点を取りに行った札幌だったが、中央に選手が集まる形になって甲府のディフェンスを崩せず、そのまま試合終了となってしまった。

前節危惧したとおり、札幌の選手は基本的なプレイの精度が低いので、甲府のようにプレッシャーがきつい相手と戦うとやはりミスミスミスの連続となってしまった。激しいプレスの中でも基本的なプレイの精度を維持できないと、やはり上位のチームに勝つのは難しい。

ところで後半ロスタイムに突入した時点で1-2だったので、ここから札幌が3点取って4-2で勝つ、と思ったのは私だけかな(苦笑)


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J2 第38節 コンサドーレ札幌 VS 愛媛FC (試合結果あり) [サッカー:コンサ]

ここ最近ではもっとも内容が悪かった試合だったのではないだろうか。特に前半から後半開始10分くらいまでは愛媛にいいようにやられてしまって、正直これはドローで御の字かな、と思って観ていたが・・・
結果的に勝ててよかったけれど、次節の甲府戦が心配になる試合内容だった。

前半は愛媛が思い切ってディフェンスラインを上げて非常にコンパクトな陣形にしたので、札幌は狭いスペースでパスを繋がざるを得ず、結果として愛媛のプレスからボールを奪われてカウンターを喰らう、という繰り返しになってしまい、チャンスの多い愛媛に当然のように先制されてしまう。しかもシュートを撃つ選手に二人も選手がついていながら、クロスボールをあっさりとヘディングで合わせられるという、情けない失点だった。失点シーンもそうだが、前半の札幌の選手は本当に寝ているかのようだった。とにかくパスがミスミスミスの連続で、攻撃するどころかゲームを組み立てることさえままならない。連戦の疲れもあるのだろうが、プレイの精度がとにかく悪過ぎた。結局前半はシュート2本、反撃の糸口さえ掴めないまま前半が終わってしまう。
後半開始から宮澤に代えて砂川を投入するも、開始7分で愛媛の選手をゴール前でフリーにしてしまい、またも失点してしまう。敗色濃厚になってきた試合を救ったのはまずはキリノだった。FKからのボールを泥臭くゴールにねじ込んでなんとか1点を返す。そしてここで石崎監督はハファエルと中山を投入し、システムを3-1-4-2にして前線に中山という起点を作る。この作戦が成功した。自然と札幌は中山・キリノに合わせるロングボールが多くなり、愛媛のディフェンスラインを下げて中盤にスペースを作ることに成功する。そしてその中盤のスペースに走りこんできたハファエルにキリノが低いクロスを入れて、ハファエルがそれを見事にゴールに蹴り込んで同点とする。この時間帯になると、前半からプレスをかけ続けた愛媛が疲れて運動量がガクッと落ち、中盤のプレスが緩くなった。そして中盤でフリーになっていたダニルソンの前にボールがこぼれてきて豪快なロングシュートを放ち、見事バースデーゴールを決めて逆転する。その後お互い決定機に決められず、そのまま札幌が3-2で勝ち切った。

石崎監督の采配と、愛媛のスタミナ切れでなんとか勝つことができたけれど、特に前半の試合内容は酷かった。スペースがないから足元にパスするのは仕方がないが、それがミスになったり相手のプレスに引っかかったりして攻撃の組み立てすらままならなかったからなぁ。本当にどうしてしまったのだろうか、と思うほどプレイの精度が全体的に低かった。
しかし、こういう試合を結果的に拾ったのは価値があると思う。セレモニークラッシャーの札幌にしては珍しく、ダニルソンのバースデーゴールを見事勝利で祝うことができたし(笑)
次は奇跡のJ1昇格のためには絶対に勝たなければならない甲府戦なので、選手たちはこの試合をきちんと反省して次の試合に臨んで欲しい。とにかく基本的なプレイの精度を上げて、それを90分間持続できるようにならないと上位チームに勝つのは難しい。


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J2 第37節 コンサドーレ札幌 VS 水戸ホーリーホック (試合結果あり) [サッカー:コンサ]

試合後すぐに寝てしまったので知りませんでしたが、2度ほどペナルティエリア内で疑惑の判定があって、石崎監督が珍しく判定に怒り、札幌がJリーグに意見書を出すようです。
あまりこういうことを書き立てたくはないのですが、ちょうど録画してあってのを改めて見てみました。
まずは後半20分過ぎの、キリノが水戸のGKに手で体を捕まれた、とされるシーンです。
画像はクリックすると別ウィンドウ(タブ)で拡大表示されます。
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確かに水戸のGKがキリノが倒れるまでキリノの左腕をがっちり押さえているように見えますね。

次は後半89分頃の、中山元気が水戸の選手にユニフォームを引っ張られたシーンです。これは私も試合中見ていてはっきり気付きました。
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中山の背中が丸見えになるくらい、見事にユニフォームが引っ張られています。
ただ個人的には、こちらはPKとするにはちょっと難しいかな、という気もします。

札幌は審判の判定で泣かされることが多いですが、特にキリノの場面は副審も含めてしっかり見て欲しいな、と思います。


それはさておき試合の感想です。

札幌はいつもとおり4-1-4-1システムで試合に臨むが、このシステムの要となるワンボランチ(シングルボランチ)のダニルソンが不調だったのが痛かった。不用意な横パスで相手にボールを取られる病が再発してしまい、札幌はなかなか試合のペースを握れない。その上、水戸の選手の出足が良く、札幌の選手にプレスをかけてくるせいもあるのか、ダニルソン以外の選手のプレイの精度が全体的に低く、パスミスから水戸にボールを奪われて、水戸の強力2トップに何度もゴールを脅かされる苦しい展開のまま前半戦が終わった。
後半も基本的に水戸のペースだったが、西嶋のシュート性のクロスに西があわせて札幌が先制する。しかしまたも札幌のディフェンス陣がペナルティエリア付近で不用意にボールをバウンドさせるというミスから、途中出場の吉原に頭で決められて1-1になってしまった。札幌はシステムを3-1-4-2のような形にして、必死に点を取りにいったが、水戸のディフェンスは堅く、その上判定の不利もあって、結局そのままドローに終わってしまった。

4-1-4-1システムはやはりダニルソンが不調だと有効に機能しないのがはっきりした。この試合の水戸は前線の選手に一気にパスを通そうとしてオフサイドに引っかかってくれたので助かったが、そろそろ他のチームに研究されてきているので、ダニルソンをカバーする戦術が必要だと思う。

1-1でドローという結果は、試合内容的に見て妥当だと思うが、両チーム、特に札幌にとっては痛いドローだったなぁ。結局今回のような試合を勝ちきれないがために現在の7位という順位にいるのだと思う。とにかく札幌の選手はプレーの精度を高め、イージーなミスを極力少なくするよう努力して欲しいところだ。


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J2 第36節 ザスパ草津 VS コンサドーレ札幌 (試合結果あり) [サッカー:コンサ]

安心して観ていられた試合ではあったし、今季最多の5得点を取ったので快勝と言ってもいいのだが、少しすっきりしない感じもする勝利だった。

札幌はここ最近のシステムどおり4-1-4-1で試合に臨む。古田の復帰と、何故かGKが高原に変更になった以外はメンバーも前節と変更はなし。一方の草津はオーソドックスな4-4-2スタイルで試合が始まる。
札幌にとって有利だったのは、気温が低い上に水溜りができない程度に雨が降っていたことだと思う。気温が低いので前半から積極的にプレスをかけ続け、草津に攻撃の糸口さえ作らせなかった。それからグラウンダーのパスが伸びるので、基本的に前へ前へとパスを出す札幌のスタイルにフィットした。さらに、草津も札幌と同じプレッシングサッカーなので、プレスからボールを奪って一気に攻撃に転じるスタイルの札幌としてはやり易い相手というのも大きかった。
そしてこの試合の札幌には何故か決定力があった。前半に得点した西にしろキリノにしろ、シュートをきっちり枠内に飛ばせたからこその得点だった。
後半開始から草津は選手を交代して反撃に出ようとするが、札幌の藤田の今季初得点となる直接FKが決まって得点は4-0になり、この時点で札幌の勝利がほぼ確定した。しかしこの得点差に油断したのか、前半からの激しいプレッシングで体力が消耗したのか、ここから札幌のパスミスが目立ち始める。必然草津のペースとなり、結局2失点してしまった。まあ2失点目はアンラッキーな部分もあったが、草津にもう少し決定力があったらもう2失点くらいしてもおかしくない決定的なピンチがあった。

シュート数は14対14、後半のスコアだけなら2-2という数字が、この試合が札幌の完勝ではなかったことを物語っていると思う。特にここ数試合失点が多いのが気になる。ダニルソンの1ボランチだと確かに守備の面で後手に回ることが多いのは仕方がないのだが、そこをなんとか修正する必要があると思う。
ただ守備を立て直すと、今度はまた決定力が落ちたりするんだよなぁ。サッカーと言うのは本当に難しいスポーツだ。


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J2 第35節 コンサドーレ札幌 VS サガン鳥栖 (試合結果あり) [サッカー:コンサ]

札幌サポとしては悔しいが、この試合は素直に鳥栖を褒めるべきだろう。2-2の同点から1人退場になっても守りに入らず攻め続け、逆転ゴールを許しても最後の最後まで勝ち点を取ろうとするその姿勢、あるいは執念は賞賛に値するものだったと思う。逆に札幌の試合内容が決して悪かったわけでもないと思う。ただ、シュート数が札幌の20に対して鳥栖は8で得点は3-3なのだから、札幌は数多くあった決定的なチャンスにきっちり決めて、点の取り合いを制して勝たなければいけない試合だったと思う。

前半はキリノのいきなりのゴールで札幌が先制するも、鳥栖は最近札幌が採用していてそれなりに成功している4-1-4-1システムを十分研究してきたらしく、中盤の4人をフラット気味にして自由に動かすことによってダニルソンのチェックをかいくぐって攻撃を組み立てる、という戦術をとってきた。この戦術がある程度はまった上に、札幌に特にパスワークの部分でミスが目立ち、前半はやや鳥栖ペースで試合が進み、ハフナー マイクのヘディングと、札幌のCKからのカウンターからPKを与えてしまい、あっさり逆転されてしまった。
後半開始から札幌は宮澤に代えてハファエルを投入したが、これが当たった。パスをさばくタイプの宮澤に対して、積極的にドリブルを仕掛けてシュートまで持っていくハファエルを鳥栖は捕まえきれず、そのハファエルのJ初ゴールとなるミドルシュートが決まって同点になる。さらにその後鳥栖の選手が1人退場になったこともあり、試合は完全に札幌ペースに傾く。そして藤田のクロスから、中山がヘッドで合わせて今季初ゴールを決めて逆転し、札幌が勝利を掴んだかに思えたが、ここでまた札幌の悪い癖が出てしまった。ロスタイム突入直後、ペナルティエリアの手前で不用意なファールを犯してしまい、それで得た鳥栖のFKが直接札幌のゴールに吸い込まれ、札幌としては後味の悪いドローゲームとなってしまった。

特に後半、試合を観ていて思ったのは「アタッカーとなる選手がもう一人いればなぁ」ということだった。藤田も砂川もゴール前に切り込んで勝負するよりはクロスをあげる選手だし、その砂川に代わって入った中山は体を張ってボールをさばくタイプの選手だし。ハファエルがある程度アタッカーとしての役割をこなしていたので、ここにもう一人ドリブルで仕掛ける選手が居ればなぁ、と思いながら見ていた。札幌サポなら、その「アタッカー」役の選手はすぐに思いつくと思いますが、そう、古田です。あえて言わせてもらえば、
高校生1人いないだけで勝てないのか!あんたたちは!(笑)

それにしても勝ちたかったし、勝てた試合だったなぁ。キリノの長女・エロアちゃん誕生ゴールに、ハファエルのJ初ゴール、そして中山元気の今季初ゴールと、これで勝っていたら試合後最高に盛り上がったのだが・・・
良くも悪くも札幌はやっぱりセレモニークラッシャーだ(苦笑)


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J2 第34節 FC岐阜 VS コンサドーレ札幌 (試合結果あり) [サッカー:コンサ]

長良川の花火が綺麗だったなぁ。
でも、花火の音がうるさかったり、競技場に花火の燃えカスが降ってきたり、煙で視界が悪くなったりで、プレイしている選手たちは大変だったろうなぁ。
浴衣姿のおねーちゃんたちがよかったなぁ。でも「エンドレスエイト」を思い出してしまったなぁ。
などという、どうでもいいことwの方が記憶に残る試合だった。

夜とは言えやはり暑い岐阜メモリアルセンター長良川競技場だったが、札幌が序盤から、というか序盤だけ猛攻を仕掛ける。予想に反して4-4-2システムでスタートした札幌は、宮澤ではなくダニルソンがボランチの位置から気迫のこもった突進を仕掛けて岐阜の選手をひるませたか、前半3分であっと言う間に先制してしまう。ただ、前半から一気に飛ばして点を取って後は省エネで戦う作戦だったのか、それともたまたまなのか、札幌の運動量が前半開始10分過ぎくらいからガクッと落ちてしまう。当然中盤でプレスが効かないから、岐阜に思うようにパスを回されて何度も決定的なピンチができるも、岐阜の決定力のなさと、札幌の首の皮一枚で耐えるディフェンスでなんとか失点は許さなかった。
後半に入っても状況は同じだったが、岐阜の選手の運動量もさすがにやや落ちてきたところでカウンターから砂川が相手DFをかわしてゴールを決めてさらに試合は札幌に有利になった。その後の岐阜の攻撃も、札幌のDF陣が花火の音にも集中力を切らさずしのぎ切り、結局2-0で勝利できた。

試合内容的には相手に中盤で圧倒される時間が長く、あまり褒められたものではなかったが、アウェイでしぶとく守って確実に点を取って結果的に勝ち点3を取れた、というのはある程度評価してもよいと思う。あえて言うなら、体力的に苦しい時間帯に無理をせずボールを回す余裕のあるプレイをして欲しかった。
期待の高校生ルーキー古田は、さすがに研究されてきたか前半はほとんど目立たなかったが、後半は相手のマークをうまくかいくぐって前線に顔を出してシュートまで持っていくなど、相変わらず非凡な動きを見せてくれた。次の札幌ドーム戦で見たかったが、残念ながらU-18のトレーニングキャンプに行くので見られなくなってしまった。札幌の至宝と言える逸材なので、本当に無理して怪我だけはしないで欲しい。

ともかくこれで3連勝、そして今節で第2クールが終了した。なかなか勝ち切れない試合が続いたが、クールの終盤になってようやく連勝できたのは、次の最終クールに繋がると思う。そして新加入の石川の存在によってディフェンスラインが多少なりとも安定し、古田の登場でチーム全体が活性化されたのも大きい。最終クールにどこまで巻き返せるか、非常に楽しみになってきた。



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