サッカーＷ杯日本代表、どうしてこうなった・・・

虐殺の場から遠ざかると、楽観主義が現実にとってかわる。最高の意思決定のレベルでは、往々にして現実が無視される。戦争に負けているときは、とくにその傾向が強い。

ジェイムズ・Ｆ・ダニガン 著 「新・戦争のテクノロジー」 より

「・・・・・・戦線から遠のくと、楽観主義が現実にとってかわる。そして最高意思決定の段階では現実なるものはしばしば存在しない・・・・・・戦争に負けている時は特にそうだ」
「何の話だ。少なくともまだ戦争など起きてはおらん」
度し難い認識だった。
「始まってますよ、とっくに・・・気づくのが遅すぎた」

（中略）

「だから！　遅すぎたといってるんだッ！！」

押井 守 著 「機動警察パトレイバー TOKYO WAR （後編）」 より

迷走する米軍沖縄県普天間飛行場移設問題や、宮崎県の家畜の伝染病・口蹄疫（こうていえき）被害に対する対応の遅れに関するニュースを見たり読んだりするたびに、私は上の二つの文章を思い出してしまいます。

そして昨夜、サッカー日本代表の対韓国戦を観て、また上の文章を思い出してしまいました。

４年前、日本代表をジーコ元監督が指揮したドイツＷ杯での敗因の一つに「フィジカルの弱さ」が挙げられていました。
しかしフィジカルの弱さを一朝一夕に克服することなどできないので、組織力をベースに運動量とパスワークで対抗するしか強い相手に対抗できないことは、岡田監督はじめサッカー関係者なら誰でもわかっているはずなのですが・・・
フィジカルと球ぎわの強さで日本に勝る韓国相手に、同じように対抗していたらそりゃ完敗してしまうわな。
南アＷ杯開幕まであと１７日という段階で、日本がどう戦うのかが全く見えてこない試合を見せられては「しかしこれはナンセンスだ」と思わずにはいられません。

Ｗ杯４強の前に東アジア杯４強を目指そうよ、と思わず皮肉を言いたくなるような試合でした。

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2010年サッカーW杯南アフリカ大会の日本代表選手決定

４連続でサッカー関係の記事になってしまい、それ以外の記事を期待している方ｗには申し訳ないですが・・・


サッカーW杯南アフリカ大会の日本代表選手が決まりました。
どんな選手が選ばれたかは、下のニュース記事やスポーツニュースサイトをご覧下さい。

選ばれると思われていた選手が順当に選ばれた感じですね。
あえてサプライズを挙げるならば川口能活選手でしょうか。

人数構成は、
GK:3
DF:7人
MF:8人
FW:5人
となっていて一見バランスが取れているように思えますが、中盤より前でのプレイで生きる選手が多いような気がします。CBなのに頻繁に最前列まで出てくる闘莉王選手もいますし（汗）
これは２点取って４点取られるサッカーになるかなぁ（苦笑）

もうここまできたらグダグダ言っても仕方がないので、岡田監督やコーチ、選出された選手たちには是非ベストを尽くして欲しいところです。
個人的にはあまり期待していないけど・・・

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南アフリカＷ杯１次リーグ組み合わせ抽選結果速報 （日本のグループのみ）

2010年FIFA南アフリカワールドカップの１次リーグの組み合わせ抽選結果です。
日本はグループＥに入り、対戦相手は以下のようになりました。

グループＥ
1. オランダ
2. デンマーク
3. 日本
4. カメルーン

Ｗ杯の出場経験豊富な国ばかりで、これは厳しー（＞＜）
デンマークにもしかしたら引き分けられるかな、という感じだろうか。
アフリカ勢と当たればむらっ気を上手く利用して勝ちも期待できるかも、と思ったら相手は強豪・カメルーンだし。
オランダはつい最近対戦して言わずもがなだし。


まあ４強目指すなら、この程度のグループは突破できなければ問題外ですが・・・

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サッカーＷ杯予選 オーストラリア VS 日本 戦 雑感

パスワークは日本の方が上だが、フィジカルと上背で上回るオーストラリアにプレッシャーをかけられ続けて後半ばて気味になると、オーストラリアがパワープレイ気味に勝負してきて結局連続失点して逆転負けしてしまう・・・。今回のチームはお互い１．５軍という感じだから単純に比較はできないが、なんか日本は2006年のドイツでの惨敗から得た問題点をあまり改善できていないような感じがする。フィジカル的にやや見劣りする阿部がCBという時点で世界レベルには通用しないよなぁ。別に阿部だけが今回の戦犯だというわけではないが。
今回の敗戦でヨーロッパや南米の強豪にはやはり現状では勝てないことがはっきりした。そりゃオーストラリアサポに「NIPPON IS FOREVER IN OUR SHADOW.」ってダンマクで煽られるわなぁ。オーストラリアがAFCに加盟してくれたのは、逆に日本が経験を積む意味でもよかったと思う。

しかし、結局2位通過にはなってしまったが、Ｗ杯には出られるのは確かなのだから、あと1年でなんとか世界の足元には追いつけるようになって、本大会で本当に世界を驚かせて欲しいところだ。

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サッカーＷ杯予選 日本 VS カタール 戦 雑感

前回のカザフスタンでの死闘の疲れ、怪我人でベストメンバーを組めなかった、岡田監督が退席処分でベンチから指揮をとれなかった、レフェリーが何故かカタールよりの判定をする、カタールのメツ監督の魔術師ぶりが健在だった、などなど、いろいろあったけど、この試合内容と結果ではＷ杯四強入りなど夢のまた夢だろうなぁ。
特に両SBの裏のスペースを簡単に使われすぎた。相変わらず日本のSBは人材不足だ。ダブルボランチ・特に阿部がピリッとせず、結果的に中澤・闘莉王がサイドにもカバーに入らざるを得ず、両CBがバテバテになってしまった。ガチャピン遠藤と長谷部がいないと、こんなにもチーム力が落ちるとは思わなかった。

日本がＷ杯本大会出場を決めたときの記事で、『今日勝てなくても』なんて書いてしまったが、カタール戦を見ていたらカザフスタンで決めていて本当に良かったと思った。
本気で四強に入るつもりなら、今回のように出場停止や怪我で出られない選手が必ず出てくるから、サブの選手の能力の底上げが、本当に最低の必要条件だろう。

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岡田ジャパン、（多分）南アフリカへ

グループAでは、日本とオーストラリアが頭一つリードしているから、今日勝てなくても・・・とは思っていたが、やはりしっかり勝ってワールドカップ本大会出場を勝ち取ってくれたのは素直に嬉しい。ただ、世界最速で出場を決めた国は本大会の予選グループで敗退、というジンクスがあるので手放しでは喜べなかったりもする（苦笑）。

試合内容は、岡崎がゴールを決めた以降はいろいろと酷かったなぁ。特にレフェリーは、全盛期の家本さんや唐紙さんも裸足で逃げ出すレフェリングだった。後半残り10分は、手に嫌な汗をかきながら見ていたｗ。しかしそれでも勝てたのだから、日本の選手も「ドーハの悲劇」の頃に比べると精神的にもタフになったなぁ、と思う。

それにしても、あの治安の悪い南アフリカでＷ杯を本当に開催できるのか、心配ではある。本当に大丈夫なのか？


そして試合が終わって、やれやれ、と思ってBS-TBSで「けいおん！」を見ていたら・・・テロが入りやがった。アニオタでありサッカーファンでもある私の場合、こういう場合喜ぶべきか悲しむべきか悩むところだ（苦笑）
まあ「けいおん！」はBDなりDVDなり買えばいいのだが。
ということでアフィリンク張っておきますね（笑）

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