世の中は、明日日本が初戦を迎えるサッカーW杯にとりあえず注目が集まっていますが、やはり個人的にはこの記事を書かないわけにはいかないです。
2003年5月9日に、
かならずここ(地球)へ 帰ってくると
手を振るひと(JAXA)に 笑顔でこたえ~
と、地球を飛び立った小惑星探査機「
はやぶさ」ですが、
2005年11月に地球と火星の間にある小惑星「イトカワ」へ着陸したものの、その後長期間通信が途絶し、なんとか通信は回復したものの機体は文字通り満身創痍になっていて一時は地球帰還は絶望視されていた
小惑星探査機「はやぶさ」が今夜
午後10時51分に地球に還ってきます!
約(10の9乗分の)63万4千光年の旅路の果てに、ようやく地球に帰還する「はやぶさ」にもし意思があるとすれば、何を思っているのでしょうか。
地球よ!私は帰ってきた!
かな(でもこれじゃ地球に恨みでもあるように聞こえるなw)。
ところで、上で何気なく「はやぶさの意思」なんて書きましたが、こういう探査機(ロボット)に愛着を持つのは、「鉄腕アトム」などの架空のロボットや工場のロボットなどが身近な存在で、ロボットは人間のパートナーという考え方がDNAレベルにまで根付いている日本人特有のメンタリティですね(ほぼ讀賣新聞の記事の受け売りw)。
私も「はやぶさ」のこれまでの困難を思うと、なんとなく胸が熱くなってしまいます。
今日18時から、
JAXA(宇宙航空研究開発機構)のサイトではやぶさ管制室からライブ中継が行われる予定です。
クライマックスを迎えて盛り上がっている「ハガレンFA」を観た後は、こちらのライブ中継もご覧下さい(笑)
また、日本でも
日没後に口径1mクラスの望遠鏡で「はやぶさ」を観測できるようです。
「はやぶさ」の残るミッションはあと2つです。
一つは、
大気圏突入前の地球撮影です。
そしてもう一つは、もちろん小惑星「イトカワ」のサンプルが入っているかもしれないカプセルの分離です。
どちらも無事成功することを祈っています。
個人的な心残りは、
現在の「はやぶさ」の姿を可視光ではっきりくっきり見たかったなぁ、ということです。
小さい上にスピードが速すぎるので、光学望遠鏡ではうまくトレースできないのはわかるのですが・・・
そして改めて「
現代萌衛星図鑑」のこのイラストを思い出してしまいます。
フィギュアも結構売れているそうです。
2010-06-13 12:09
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コメント(3)
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>(でもこれじゃ地球に恨みでもあるように聞こえるなw)。
ここは
地球か なにかも皆懐かしい
でしょう(^^;
よく帰ってきたなぁとしみじみうれしくなるわけでして。
同時に、あんまり話題にでないミネルヴァのことを思い出したりと。
ほんと、最近は涙もろくなっちゃいましたよ(^^;
by おどんとグリフス (2010-06-14 23:26)
擬人化フィギュアって、いったい・・・?!
世の中なんでも萌でなければならないのだろうか。
背中のランドセルが「はやぶさ」ですねぇ。
by kaz777 (2010-06-15 02:14)
もう見ました、面白いですね
by 勇者王ガオガイガー 画像 (2010-12-22 11:03)